これから柴犬と暮らすことを考えている人や柴犬に興味のある人は、ぜひ参考にしてみて下さい。
この記事の執筆者は犬の専門家ではなく「3頭の柴犬と暮らしてきた素人」という前提で記事をお読み下さい。
柴犬の子犬を迎え入れる前にやった7つの準備
1.ドッグフード
何はともれあれ毎日食べるご飯は必須です。
ドッグフードは柴犬の子犬を迎え入れる前に準備しておくようにしましょう。
ドッグフードはこれをあげれればいいという正解がないためどんなドッグフードを買うべきか悩む人も多くいますが、ペットショップで購入したそら豆はスタッフの方から今までそら豆が食べていたドッグフードを教えてもらい同じものを購入しました。
今までと全く違った環境で生活することに人間が大きなストレスを感じるように、個体差はありますが犬も新しい環境に大きな不安やストレスを感じています。
少しでも環境の変化によるストレスを小さくするという意味でも、今まで食べていたものと同じドッグフードをあげるようにしました。
結果的に食欲も落ちず(あり過ぎ?)ご飯を食べているので良かったです。
ただし、飼い主の方によってはこだわりのドッグフードを既に準備している人やご飯を手作りする人、今まで食べていたドッグフードが手に入りにくい(かなり高価)といったケースもあるので、そのような時はそれぞれの家庭状況に合わせてドッグフードを購入すればいいと思います。
我が家で暮らしていた2頭の先代柴犬プチ、ハナも家に来た最初の3ヶ月ほどは今まで食べていたものと同じドッグフード(かなり高いドッグフード…)をあげていました。
3ヶ月ほどして家の環境に慣れてきた後は今までのドッグフードに新しいドッグフード(市販されている一般的なもの)を少しずつ混ぜていき、徐々に新しいドッグフードへ切り替えました。
2.ドッグフード入れ・水入れ
ドッグフードや水を入れる器も事前に用意しておく必要があります。
様々な種類の器が売られているので好みで選べばいいと思いますが、我が家では毎日使うものなので丈夫で洗いやすいステンレス製の器を使っています。
現在そら豆はドッグフードの半分を熱湯でふやかした後に冷水で冷やしてからあげているので、熱が伝わりやすいステンレス製の器は何かと重宝しています。
ちなみにそら豆のドッグフード入れは先代柴犬のハナが使っていた器を利用しています。
亡くなった犬の器を使うことに抵抗のある人もいますが、ハナが使っていた物に毎日触れることでハナのことを忘れていない気持ちがハナにも伝わるような気がするので、個人的には気に入っています。
ドッグフードと同様、少しでも環境の変化によるストレスを減らすために水入れの器はペットショップで使われていたペットボトルを装着するタイプのものを購入しました。
3.おやつ
おやつは必須ではないかもしれませんが、言うことを聞いて褒めてあげる時やトイレの場所を覚えてもらうしつけの時などに利用しています。
この3ステップを繰り返すとトイレの場所をほぼ覚えてくれて、今は9割の確率で希望の場所でトイレをしてくれます。
飲み込みが早くて助かりますが、ジャーキーを食べたい一心なのかも…
ともかく、トイレ掃除がなくなったので楽になりました。
明日はそらのどんな成長を見られるのか楽しみです。 pic.twitter.com/pA8SIUNgo6— 柴犬そら豆 (@shibasora77) October 13, 2020
おやつもドッグフードと同じように今までペットショップであげていたジャーキーを購入しました。
初代、二代目柴犬のプチとハナの時も特別なものではなく、ホームセンターに売られている子犬用のジャーキーをあげていました。
4.フロアマット
床がフローリングの家はフロアマットも用意しておくことをおすすめします。
子犬の時は何にでも興味を持ち、家の中をガゼルのように走り回ります。
加減も分からず全力で走るので床がフローリングの時は滑って足を痛めてしまう可能性もあります。
どんなマットでもいいと思いますが、我が家はネットでヨドバシカメラに売っていた8枚入り税込み770円(2020.10時点)のフロアマットを合計12セット(96枚)購入しました。
同じようなマットはAmazonや楽天でも売られているので好きな色やマットの厚さなどから選べばいいと思います。
初代柴犬プチは外で飼っていたのでフロアマットは必要ありませんでした。
二代目柴犬ハナは玄関に犬小屋を置いてあり、家の中も絨毯を敷いていたので特にフロアマットは用意しませんでした。
5.ゲージの設置
屋外で柴犬の子犬を飼う人は必ず犬小屋を用意すると思いますが、屋内で柴犬を飼う人もゲージを用意しておくことを強くおすすめします。
そら豆は先代柴犬のハナが移動用に使っていたゲージを利用しています。
特別なゲージは必要なく柴犬自身が自分だけの空間として認識できることが大切です。
ゲージの上に布などをかけて光や音をある程度遮断しながら1つの空間を作ってあげることをおすすめします。
ゲージ内は季節に応じて毛布やタオルなどを敷いておけば柴犬が自分で好きなようにカスタマイズして快適な空間を作ります。
安心して過ごせる空間を人間が1つ作ってあげれば、後は柴犬が自分で部屋の中にお気に入りの場所を見つけます。
人間は最低限必要な環境だけを用意して細かい点は犬自身に任せる
そんな感じがちょうどいいのかなと思います。
6.動物病院のリサーチ・確保
柴犬の子犬を飼う時は狂犬病のワクチンなど自然と動物病院へかかることになりますが、何かあった時に診てもらえる動物病院を確保しておくことも大切です。
そら豆の場合は購入したペットショップが利用していた動物病院を教えてもらい同じ動物病院を利用しています。
ただし、教えてもらった動物病院は規模も小さく手術用の設備もほとんどありませんでした。
ペットショップの方に手術用の設備が整った地元で大きめの動物病院へ行き関係を作っておくといざという時に安心というアドバイスをもらったので、余裕のある人は複数の動物病院を確保しておくことをおすすめします。
先代柴犬のプチとハナの時は家の近くにある動物病院だけを利用していました。
それほど大きな動物病院ではありませんでしたが、特に大きな怪我や病気もしなかったので問題にはなりませんでした。
7.柴犬の生活スペース作り+危険除去
赤ちゃんと同じで好奇心旺盛な柴犬の子犬は目に入ったものは何でも口にします。
家全体をホコリ1つない状態に維持できればいいですが、それは難しいので柵を利用して柴犬の生活スペースを作りました。
赤い部分がそら豆の生活スペース。
最近はソファーもそら豆のスペースになりつつあります…
飼い主が万全の対策をしているつもりでも柴犬の子犬は予想もしない行動をします。
対策をしていても問題が起きるので、柵などをせず家全体を自由に移動できるようにしておくと調理中の台所や段差のある階段・玄関など、思わぬ事故に繋がる可能性もあります。
柵などで柴犬が危険なスペースに入れないように行動制限しておくことで事故を未然に防ぐだけでなく飼い主の精神的な負担も軽くすることができます。
柴犬の生活スペースを作った後は柴犬が絶対に口に入れてはいけないものをスペース内から取り除きます。
具体的には、我が家では家族が服用している薬を柵の外に置くおようにして、薬を飲むのも柵の外というルールを作りました。
また、壁に画鋲で貼っていたカレンダーなども全て取り外し、どうしても外せないものはすぐに剥がせる両面テープを画鋲の代わりに使いました。
- 柴犬の生活スペースを決める
- 柴犬が口にしてはいけないものをスペースから取り除く(薬、画鋲、小さなおもちゃ等)
2ステップで柴犬の子犬と人間がお互いに快適な環境で生活を送ることができます。
まとめ
柴犬の子犬(そら豆)を我が家に迎え入れる前にやった7つの準備について紹介してきました、いかがでしたでしょうか?
室内と屋外、マンションと一軒家など、柴犬と暮らす環境は各家庭ごとに異なるため、迎え入れる前の準備に正解はありません。
この記事の参考になる部分を上手く活用しながら各家庭ごとに自分なりの迎え入れ準備をカスタマイズしつつ、柴犬と人間がお互いに気持ちよく暮らせる環境を築いて下さい。
この記事がこれから柴犬と暮らすことを考えている人や柴犬に興味のある人に少しでも参考になれば幸いです。